とある日、部下が一気に3人に増えました。
2021年9月に部下が3人つくことになり、すでに4か月程度経過しました。
私は普段営業として働いており、自分のクライアント対応もしながら、部下を持つことになりました。
俗にいうプレイングマネージャーってやつですね。
具体的な仕事内容は下記URLをご覧ください!
ちなみに3人の部下は全員女性で
5年目 1人
2年目 2人
といった構成です。
(上長となる私は男性で社会人7年目です)
ハーレムな環境ですねと羨ましがる方もいるかもしれませんが
現実はそう甘くありませんでした笑
部下ができたことで「苦戦したこと」
部下ができたことで苦戦した(現在進行形でしているものありますが笑)はこちらでした。
- 報告、連絡、相談がない
- 部下の業務を手助けしていると自分の業務進行ができなくなる
- 進行業務ばかり時間がとられて、開発ができない
ピックアップし始めるときりがないので、これくらいにしておきますが
想像以上にハードで驚きました笑
世のリーダーたちはこんなにしんどい思いをして
チーム運営をしているのかと・・・。
皆さんマジで偉大ですね・・・。
チームの構造上ネックなのが
自走できない2年目が2名もいることでした。
彼女たちはやったことがない業務ばかりなので、
割と付きっ切りで教えてあげる必要があるところが大変です。
(2年目1人であればここまで苦戦しなかったと思いますが)
構造に対して文句を言って始まらないので、
このメンバーでどうやればうまいこと動けるかを模索しました。
実際にやったこと
①報告、連絡、相談を増やすためにやったこと
報告、連絡、相談を増やそうとする前に、
そもそものコミュニケーションの「量」を増やすことが大切だと考えました。
というのも、私自身そうでしたが、
上長と友達とまではいかなくても「親しい先輩」くらいまで関係性を構築できれば
いろんなことを早いこと伝えることができます。
言い方が正しいかわかりませんが、「変な遠慮がなくなる」といった感覚です。
「なんか忙しそうだから、今や話しかけるのはやめておこうかな」という体制が固まってしまうと
重要事項の報告が遅くなってしまい、打てる手が狭まってしまう可能性があります。
「自分の仕事してないで、私の話聞いてくださいよー笑」と
言えるくらい遠慮がない関係がいいと個人的には思います。
そこでまずは雑談でもなんでもいいので
私の人となりや部下3人の人となりを知ることから始めました。
具体的な方法としては
リモートワークが増えていますが、あえて週1回は出社してもらい
私含めて4人でお昼ご飯を食べに行くということです。
「それだけ?」と思うかもしれませんが
週1回を4か月も続けると回数でいうと16時間程度になります。
(飲み会でいうと5~6回程度行っているといっても過言ではありません)
ここまで会話をすると、その人が何が好きで、最近はまっていることや
学生時代何をしていたかなどいろんな側面情報が見えてきます。
ここが見えることで、会話がしやすくなり、
最終的に業務においても報告、連絡、相談がしやすい環境を整えることができました。
ここはあくまでも「土台」でしかないですが
この土台が広ければ広いほど、コミュニケーションをとることの
ハードルがどんどん低くなり、部下からしてみれば
余計なことに気を回さなくて済むことなります。
そうすることで私としては情報を素早くキャッチアップできることと
頻度が上がるので、軌道修正がしやすい環境を整えることができます。
②私の業務時間をなるべく削らないためにやったこと
短期的な目線と長期的な目線でいうとこれらがあげられます。
短期的な目線 → 報告する時間と報告する時間を明確に分けることと、時間制限を設けること
長期的な目線 → 単独で業務を動かせるようになること
それぞれ簡単に説明します。
まず短期的な目線でいうと
報告と相談においてルールを設けました。
「報告です」と話し始めたときは私は聞くに徹する
つまり「〇〇はどうなってる?」とか「次はどうする?」などは絶対に口を挟まない
逆に「相談です」と話し始めるときは
実際に困っているのでことを前に進めるためにも助言をするようにします。
これらを明確に分けることで
「報告です」と言い始めたときはとりあえず聞くだけにして
私からのインプットをしないようにしました。
どうしても見えている景色が違うので
報告一つとっても「ここが気になるな」とか思ってしまい
何かとアドバイスしがちですが
報告している人からしてみたら、
これは「報告」なので助言は求めていないことが多いです。
つまりこれまで私がしていたことは「おせっかい」だったんですね。
もちろん致命的にいけない部分がある場合は口出ししますが
できるだけそれをやめるようにしています。
そうすることで、部下としても何か言われてしょげることもないし
私も聞くだけに徹するので自分の時間を確保しやすいということになりました。
時間管理でいうと
突発的に相談されたことは「長くても15分」で済ませると
時間を確保して相談を受ける場合は「長くても45分」というルールを作りました。
そうすることで相談する側もある程度まとめてこないといけないという
プレッシャーがありますし、私もあまり脱線して話をしている場合ではないので
スピーディーに物事を前に進める努力をしています。
これまで1時間とっていた相談も
45分で終わらせることができれば
残った15分でメールか電話の対応はできます。
まとめ
正直まだ初めてみて4か月程度で
いろんなトライ&エラーをしており、
現在進行形のものも多いですが
始めて部下をもった人などにぜひ参考にしてもらえると幸いです。
また今年の5月ごろに「課長塾」というセミナーに参加する予定にしておりますので
その様子や、どういったことを学んできたかもここで書いてみようと思います。
ではまた!